新しい習慣を身につけたいと思い立つことはよくあるのですが、実際にその習慣が身につくことはあまりない…こんなお悩みはありませんか？私はよくあります。新しい習慣が習慣になる前に挫折してしまう原因としては目標が高すぎることがよく上げられます。
そこでおすすめされるのが、赤ちゃんのような小さな一歩、ベビーステップです。今回は習慣化のプロセスと、ベビーステップを活かして持続可能な習慣を身に着ける方法をご紹介します。
1.習慣化のメリット
そもそもなぜ新しい習慣を身に着けたいのか。この記事を見ている方はすでに身に着けたい習慣がある方が多いと思いますが、習慣化のメリットについて先にご紹介します。
習慣化のメリットは生産性向上、ストレス軽減、目標達成のサポートなど多岐にわたります。無理せず努力を続けたい、1日15分を継続して健康的な生活をしたいであったり、資格試験の勉強を続けたいという方が習慣化のために悩んでいるのではないでしょうか。
毎日のはみがきのように意識しなくても、頑張らなくても努力を継続できるように小さな習慣から身に着けていきましょう。
2. ベビーステップとは
ベビーステップは、大きな目標や変化を達成するために、小さな段階的な進歩や行動を取るアプローチです。小さな成功体験を積み重ねることで、自信にもつながります。
例えば、毎日運動をするだと続かない可能性が高いですが、まずは毎日ジャージを着るという習慣を作ります。その小さな習慣ベビーステップが身についたら、毎日靴を履くことを意識して、といった形で徐々に習慣を大きくしていきます。
こうして小さなことからはじめていくことで、目標への取り組みや習慣の構築がより容易になります。毎日ランニングという大きな課題を小さな実現可能なステップ、ここでいうジャージを着るに分割することで、挫折を減少させ、持続可能な変化として落とし込むことができます。
3. 小さな目標の設定
ベビーステップを成功させるためには、小さな具体的な目標を設定することが不可欠です。目標設定の方法やポイントについて詳しく紹介します。
小さな目標を成功させるためのコツは具体的で明確な目標を設定することです。目標を細分化して柔軟性を保ち、達成感を味わうことが重要なので「これ、意味ある？」と思うような小さな目標から始めていきましょう。
ポジティブなフィードバックで自己モチベーションを高め、一歩ずつ大きな変化に繋げていきましょう。
4.継続的なモチベーション
ベビーステップを進めるためのモチベーションの保ち方は自分を褒めることです。小さな達成を、例えば毎日ジャージを着るを達成しているのに「まだ運動していないからね…」とネガティブに考えることはやめましょう。
私は毎日ジャージを着てえらい！！と大げさなぐらい自分のことを褒めることで、途中での挫折を防ぎ、モチベーションを維持することができます。
グラフを作るのが好きな方であれば、できた日のカレンダーに丸を付けるといった方法もおすすめです。
5. 毎日の習慣化の実例
私がすでに取り組んでいる習慣化は「毎日お風呂に入る」です。何を当然なことを…と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、暖かい地域に住んでいたためにお風呂に入る習慣がありませんでした。
これまではシャワーで済ませることが多く、お風呂に入る習慣がなかったため、習慣化のためにベビーステップを刻んでいる途中です。
会社帰りに銭湯に寄る、もしくは帰宅して鞄を置いたらすぐに風呂焚きボタンを押す。これをベビーステップとして取り組んでいます。どちらかを達成すればいいので「あー、今日は夜遅いから銭湯は無理だ」という日は帰宅後鞄を投げてそのままスイッチを押せばいいですし、家でお風呂を洗いたくない日は銭湯に寄って帰ります。
週に3日以上、それができているなんて私えらい！とほめたたえながらお風呂の習慣化に取り組んでいる最中です。
6.逆境に強い習慣の構築
とはいえ、疲れているときにそれを達成するのは難しいです。難しいときに無理して継続すると疲れ果ててしまいますし、継続が途切れてしまうとやる気を失ってしまいます。こういう逆境やストレスの中でベビーステップを続ける方法は逃げ道を用意することで乗り越えることができます。
私のお風呂のベビーステップでいうと「今週は疲れているなら週2ぐらいでも仕方ないよね、その代わり日曜日にゆっくり銭湯でまったり過ごしたから今週はOKってことにしよう」と逃げ道を用意しています。
こうすることで、継続できなかった挫折感を回避して、ベビーステップを続けることができます。
7.ベビーステップで習慣化させよう
ベビーステップは習慣化の鍵になります。小さな目標設定をすることで、達成感を得やすくなり、モチベーションの維持が容易になります。ベビーステップ、小さな一歩から始めることで、新しい習慣の追加を達成し、より良い生活を手に入れましょう。
